共産圏の賢い勢力拡大

直接組織とつながりはないが、資本主義国家で素晴らしい共産主義思想を説いて、

関係のない不特定多数の人を同じ思想に染めるっていう手法をとった。

思想が同じであれば、別に組織として繋がってなくても、犬笛を吹けば同じように扇動されてくれるのだから、組織の構成員にする必要はない。

 

そこで共産圏が力を入れたのがプロパガンダで各国のメディアへの介入。

ミトロヒン文書からも、KGBと繋がった日本のジャーナリストが居た事は確認できる。

 

共産圏に呑まれると焦ったアメリカが取ったのが共産主義的な考えを取り締まる、いわゆる赤狩りマッカーシズムだが、思想の自由を侵害するという正論と魔女狩り的に政敵を潰すのに悪用され自壊した。

以降、資本主義国家が共産圏に対抗する為に採用したのが福祉の充実や

SNAPなどの公助システムの強化と、自国のメディアを使ったプロパガンダをぶつけて、共産圏のプロパガンダを無力化する事であった。

 

そして、いまは国や大手メディアやジャーナリストだけじゃなくて、

民間の運動家や匿名のSNSでも同じようなプロパガンダが出来ちゃう情報戦争の非対称戦の時代でもある。