くそったれな世の中

たとえば、コイツは不勉強ってヤツでも長いことネットでブログだのレビューだの続けてて有名になっただけで、評論家だったり著名なブロガーになったりしやがる。

 
そこで、一つの精巧な作品よりも、千の凡庸だけれどちょっと精巧な作品の方が重要だということに気がつく。
 
100倍の質より10の質を10重ねる方がよいのだ。
忘却曲線ってあるだろ? 成功も他の人の記憶も指数関数的に衰えていくので
最高の質の一回よりも、それなりの質の十回の方が誰かに覚えてもらえるのだ。
 
中二病ってのは、至高や究極こそが勝つという一種の精度至上主義だったりする。
一瞬の最高や究極が、継続的な平凡や凡庸を超えられるという幻想。
 
そんな世界にオレは生きている。